研究紹介- 石井 恵子(久村) -


がん組織に集積するステルス性磁性酸化鉄ナノ粒子の開発

近年、ナノ粒子の技術開発が進み、がんの新たな診断・治療法への応用が期待されている。しかし、これらの粒子を静脈内に投与しても網内系に捕捉され、十分量をがん組織へ送達できないことが応用を阻む要因となっている。本研究において、磁性酸化鉄ナノ粒子を麹菌から精製した表層界面活性蛋白質RolAで被覆することで、ステルス性を持った酸化鉄ナノ粒子の作製に成功した。現在、担がんマウスを用いることで、in vivoにおけるRolA被覆粒子のステルス性を実証するとともに、がん組織への集積性に優れたナノ粒子の作製に取り組んでいる。


新興クリプトコックス・ガッティ感染症における高病原性機序の解析

本研究で、厚い莢膜を持つ高病原性の真菌クリプトコックス・ガッティが免疫細胞による認識を回避することが明らかになった。また、クリプトコックスに対する防御免疫の詳細を解析する目的で、ニワトリ由来のオバルブミン(OVA)を発現するクリプトコックスを作製し、OVAを認識するトランスジェニックマウスに感染させ、T細胞サブセットの動態を解析する系を確立した。
URLhttp://www.infect-immun.med.tohoku.ac.jp/?Introduction
   
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