研究紹介- 福永 浩司 -



ヒトは外部環境に適応するために、記憶・学習する能力を持っています。学習に伴ってシナプス(神経の接合部)が新生し、記憶の回路が脳に形成されます。脳虚血、アルツハイマー病、加齢による神経細胞死によってシナプスの脱落が起こると、記憶障害が起こります。しかし、シナプスは再生する能力を持っていますのでシナプスを賦活化することによって、脳機能は改善します。このことを脳の可塑性と言います。私たちは記憶の回路が創られるメカニズムについて研究し、脳の可塑性をターゲットにした創薬研究を行っています。また、脳虚血、アルツハイマー病、ストレスでおこる神経細胞死の機序を明らかにして、脳を保護する薬の開発を行っています。
   
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