研究紹介- 中嶋 大輔 -


彗星塵の酸素同位体比に基づく太陽系物質輸送機構

彗星から放出される塵に含まれる高温鉱物の起源は小惑星帯にあると考えられているが、その詳しい形成領域やカイパーベルトへの輸送機構は分かっていない。これらを明らかにすることを目的に、彗星塵の酸素同位体比分析を行った。結果、小惑星帯外縁部の天体の物質の酸素同位体比と類似していた。小惑星帯外縁部で形成した高温鉱物が、原始惑星系円盤内部のガスの密度差と乱流によって、カイパーベルトへ輸送されたと考えられる。
   
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