研究紹介- 岡田 毅 -


英語コーパス研究

コンピュータで処理可能な大規模言語データをコーパスと呼ぶ。数億語規模の大規模なコーパスを、数値的・質的に分析することによって、現代英語の様々な変種と共に、英語という自然言語の核(core)を形作っている性格や要素とはどのようなものかを明らかにすることが最大の目的である。具体的には、英語の書き言葉と話し言葉の間には、動詞の活用形の現れ方にどのような相違があるのか、とか、二重目的語を持つ動詞の基本的な構造は、学校文法で言うところのS V IO DOなのか、S V DO to IO であるのかといった理論的な疑問に対して、統計処理を踏まえた数値的な回答を出そうとするような研究活動である。
URLhttp://www.intcul.tohoku.ac.jp/okada/cv.html


英語CALL教材開発

英語コーパス研究の成果および関連する各種の知見を、第二言語としてではなく、日本国内におけるような、外国語としての英語教育、とりわけ大学における英語教育に応用しようとするものである。CALLシステムの中でも、重要な位置をしめる英語語彙習得モジュールの改良が現在の最大の関心事である。併せて、大学教育においてacademic writingを強力に推進していくために、学習者コーパスの分析が極めて大切になり、過誤分析を踏まえた上で、個々の学習者たちが実際に英文を書かなければならない学術分野・領域を数値的・統計的に分類して性格付けし、当該分野で最も相応しい英文表現にとってのテンプレートを構築し、IT社会におけるグローバルコミュニケーションの中で、従来にもまして重要性の高まる発信的に「書く」能力の養成のためのアルゴリズムの解明が魅力ある研究目標となってきている。ドイツ語、フランス語という大学での初修外国語におけるCALLの効果・役割と既修外国語としての英語学習と教育においてCALLの果たす役割とはどのような相関関係にあるのかも追求している。
URLhttp://www.intcul.tohoku.ac.jp/okada/EFL%20Teaching/multimedia-course.html
   
戻るこのページのトップへ
copyright(c)2005 Tohoku University